le BELLE et la BETE
【第二夜】
魔獣の使いで迎えにきた、というその小さな姿を、サンジは見下ろしてため息をついた。
─────チョッパーじゃねぇか……。
見慣れた、愛らしいぬいぐるみが、他人の顔をしてサンジを見上げている。
「お前が城へ行く娘か?」
他人行儀な…というか、他人、という“設定”なのだろう。
サンジは黙って頷いた。
どいつもこいつも、娘、娘って、俺のどこがレディーに見えんだ。確かにスカートは穿いてるけどよ。と、内心ちょっと毒づきながら。
チョッパーはサンジを、それこそシンデレラのカボチャの馬車にそっくりな、だが車輪の代わりにスキー板を履いた「ソリ」に乗せると、自分はトナカイ変形して、ソリを引き、走りだした。
空を飛ぶように走るソリに乗りながら、サンジは考える。
ルフィにはプロポーズされた。
ナミとロビンは姉だった。
ゼフが父親だった。
チョッパーが迎えにきた。
あと出てきてないのは、ウソップと、ゾロだ。
「魔獣」というキーワードからして、城で待ち構えてんのはゾロなんじゃねぇかな、と、サンジは実は思っている。
どーする。ゾロが出てきたら。
ゾロのツラ見たら、いきなり蹴っちまうかもしれねェなあ、俺は。
麗しいレディが来ると思ってたらいきなり俺の蹴りだ。
さぞびっくりするんだろうな。
うわー、すげぇ楽しい。蹴ってみてぇ。
ジジィ脅かしやがった意趣返しだ。
せいぜい間抜け面拝んでやるぜ。
大体、「娘一人差し出せ」なんて、なに考えてやがんだ。あいつは。
レディに何する気だったんだ。あのエロ腹巻は。
いや、でも「魔獣」だもんな。
もしかしたら喰う気なのかもしれねェな。
そら、ジジィよかレディの方がうまいだろうからな。
あいにくとレディじゃなくて俺だけどな。
へへ。あいつもまさかレディ呼び寄せたつもりが野郎が来るとは思っちゃいねぇだろ。
ざまあみろってんだ。
喰えるもんなら喰ってみろ。
アンチマナーキックコースでお出迎えだ。
……………………。
…………。
腹、減ってん、のかな…。
腹減ってんなら…俺なんか喰うより、俺がもっと、うまい飯食わせてやるっての…。
つらつらと取りとめのない事を考えるサンジを乗せて、ソリは走る。
意外とウソップが魔獣だったりしたら俺は笑うぞ。等と考えた辺りで、ソリは城に到着した。
雪の中の城。
それは、ドラム王国の、ドクトリーヌ・くれはが住んでいた、あの城にそっくりだった。
ただ、あの城は山の頂上にあったが、この城は森の奥にあり、そして、城の前には庭園があり、薔薇のアーチがある。
「これが…その、薔薇のアーチ、ってやつか…。」
こんなもののために。
くだらねぇ、と一蹴しようとして、サンジは気がついた。
城の外は雪が積もっているのに、庭の雪は綺麗に掃き清められている。
まだ花の咲かぬ植物たちは、どれも丁寧に剪定され、手入れされ、慈しまれている。
植物が凍ってしまわないように、この雪で枯れてしまわないように、一本一本丁寧に冬越えの支度を施された、植物たち。
この庭園を手入れしている人物が、どれだけこの庭園を愛しているか、伝わってくるようだった。
ああ、そりゃ…薔薇を折られりゃあ腹も立つよな…
ましてや、この雪の中ひとつだけ咲いた薔薇を。
サンジが黙って物思いに耽っていると、スカートの裾を誰かに引っ張られた。
チョッパーだった。
「寒いから早く中入れ。」
そう言って、サンジを城の中に招き入れる。
がらん、としたエントランス。
城内に人の気配はない。
いきなり魔獣のお出迎えかと思っていたサンジは、些か拍子抜けた。
チョッパーに連れられるまま、サンジは城の中に入っていく。
突き当たった階段を上り、踊場を抜けて、また階段を上り、廊下を進んで、右に曲がったり左に曲がったりして、チョッパーはようやく、一つの部屋の前に来た。
ドアを開けて通されて、サンジはしばし呆然とする。
目も眩むほどの、豪華な部屋。
磨かれた調度品。
豪華な刺繍のついたふかふかの絨毯。
壁には一見して高名な画家が描いたと素人目にも分かるような天使の絵がかけられている。
天井からはシャンデリア。
天蓋のついた馬鹿でかいベッド。
その上に、結婚式のお色直しで着るのかというようなドレスがかかっている。
…これに着替えろってか。
「ここが今日からお前の部屋だ。」
事も無げにチョッパーは言った。
「はあ?」
素っ頓狂にサンジは聞き返した。
それを意にも介さず、チョッパーは淡々と説明していく。
「じきに夕食だ。着替えたら晩餐の間に来い。」
そう言って、チョッパーは部屋を出て行こうとするので、サンジは慌てて呼び止めた。
「あ、おい!」
チョッパーが振り向く。
「魔獣はどーした、魔獣は。」
途端にチョッパーの顔が怒りを形作った。
「ゾロの事を魔獣なんて呼ぶな!」
それからはっとしたように口を噤む。
「ゾロは、夕食の席には現れる。とにかくあのドレスに着替えて、晩餐の間に来い。案内は花達がする。」
早口で一気に言って、チョッパーは部屋を出ていった。
呆気に取られていたサンジは、ぱたん、とドアの閉まる音で正気に返った。
なんつった。今。
ゾロ、って言ったな。
言ったよな。確かに。
呆然とした顔のまま、ベッドに近づき、ふわふわの布団にぽんと身を投げる。
ベッドはふんわりとサンジの体を受け止めた。
ころんと仰向けになり、天蓋を見つめる。
「…なんだ、やっぱ魔獣ってゾロなのか。」
独り言が、口からすべりでていた。
ゾロが魔獣。
ゾロに会える。
へらっと笑って、サンジは立ち上がった。
その目が、壁にかかったドレスで留まる。
自分が今着ている服とは比べ物にならないほど高価そうな、美しいドレープの、光沢のあるレモンシフォンのドレス。
イケニエ…に用意するドレスじゃねぇな。
この部屋も。
…って事はあれか。
もぐもぐごっくんと喰うんじゃない方の、“喰う”ために連れてこられたのか。俺ァ。
ちっ。
仕方のねぇエロ魔獣だ。
ゾロに会える、と思った瞬間の、ほっとしたような、ほわっと嬉しくなるような気持ちは、消え失せていた。
何だかムカムカする。
ゾロは当然、連れてこられたのがサンジとは知らないだろう。
それどころか、たぶん、この世界のゾロとは、知り合いですら、ない。
つまりゾロは、この城に連れてこられたのが誰であれ、娘であれば、この部屋を与え、このドレスを与えたというわけだ。
サンジでなくとも。
その事が、サンジの心にちくちくと針に刺されるような痛みを覚えさせた。
その一方で、もしゾロがサンジの知ってるゾロだったら、サンジはこの城に連れてこられることすらなかっただろう、という事に思いあたり、サンジの心はますます落ち込んだ。
なにしろ、俺はゾロに嫌われまくってんからな…。
……もしかしたら…ナミさんと間違われたりでもしたんだろうか…。
あの野郎、ナミさんに不埒な真似しようと思ってたんなら、俺がただじゃおかねぇ。
そんな風に思ってみても、サンジの気は晴れない。
─────は。やめだ、やめ。何考えてる。アホか、俺は。
サンジは、どんどん鬱に入っていく自分の心に舌打ちすると、もう一度、美しいドレスを見上げた。
◇ ◇ ◇
結局、サンジは、その美しいドレスには着替えなかった。
自分でもくだらない、と思いながら、それはサンジの意地だった。
部屋を出て廊下に一歩足を踏み出すと、サンジの足元に、ぽっ、と小さな光が灯った。
─────花…?
光る花は、ぽぽぽぽぽ、とサンジの足元から次々と咲いていき、廊下の端まで続いた。
晩餐の間まで花達が案内する、と言ったチョッパーの言葉を思いだし、ああ、これがそうか、と納得する。
ゼフを案内したという光る花もこれだろう、と、悟る。
「へぇ…綺麗だな。」
思わず呟くと、花達が一斉に、ふるふる、と揺れた。
花を辿って、廊下を進み、階段を下りる。
花は、ひときわ大きな扉の前に、固まって咲いていた。
サンジが近づくと、扉がすうっと音もなく開く。
ふと思いついて後ろを振り返ると、サンジの後ろにもずっと続いてきたはずの花達は、跡形もなく消えていた。
晩餐の間は、アラバスタ宮殿の大食堂にそっくりだった。
城の外観といい、食堂といい、人々といい、それはサンジの記憶の中から構成されているみたいに不意に現れる。
ただ、サンジの知っている大食堂は、こんなにがらんとしてはいなかった。
あの時は、戦いが終わって、ルフィが目覚めて、大宴会だった。
サンジの向かいにゾロがいて、さんざん飲んで、騒いで、賑やかで。
人がいない、それだけで、こんなに冷たい空間になるのか。
大きなテーブルに、真っ白なテーブルクロス。磨かれた銀の燭台。
「─────何故、用意されたドレスを着なかった?」
出し抜けに良く知った声がして、サンジはびくりと振り向いた。
人の気配など、欠片もしなかったのに。
そこに、ゾロがいた。
だが。
─────ゾ、ロ…………???
全身を覆う固い毛。
突き出た角。
覗く牙。
長い爪。
そこにいたのは、サンジのよく知っているロロノア・ゾロではなかった。
まさしく、獣、としか言いようのない姿。
一瞬の間のあと、サンジは、腹を抱えて笑いだした。
「なんだよなんだよ、てめェ。それ、何? マジもん? 着ぐるみ? あはははははははは! 魔獣って、魔獣って、比喩じゃなくて、ほんとに魔獣だったか! ぎゃははははは! しかも何で全身緑なんだよ。ついにマリモが体中に繁殖したか? ぎゃはははははは!!!」
涙を流さんばかりに、サンジは笑い転げる。
それを見て、魔獣の口から不機嫌そうな唸り声が漏れた。
恐ろしい形相でサンジを睨むが、サンジは怯みもしない。
げらげらと無遠慮に大爆笑している。
「笑うのをやめろ。殺されたいか?」
それこそ視線だけで殺せそうな目で、魔獣が言った。
ああ、この目はゾロの目だ。紛れもなく。とサンジは思った。
光の加減で金色に光る、鳶色の瞳。
サンジを見る、冷たく醒めた瞳。
サンジは、エプロンドレスのポケットからタバコを取り出して咥え、火をつけた。
その口が、ゆっくりと皮肉な笑みを形作る。
─────残念だったなぁ? ゾロ。レディを手込めにしようと思ったら、来たのは俺だもんなあ?
にやにやと、人を食った笑みを浮かべながら、サンジは、魔獣のその瞳を真正面から受け止めた。
すると魔獣は、何故か、少し驚いたようにまばたきした。
先に目をそらしたのは魔獣だった。
「座れ。夕食だ。」
タバコを、きゅうっと根元まで吸ってから揉み消し、おとなしく席につきながら、サンジは思っていた。
─────やっぱ、俺の知ってるゾロじゃねぇな。あいつは先に目を反らしたりしねぇ。
いつもいつも。
その視線に耐え切れなくなって目を反らすのは…、或いは、ごまかすために先に蹴りを繰り出すのは、サンジの方だった。
訳のわからない舌打ちを内心して、サンジは椅子に腰掛けた。
◇ ◇ ◇
静かな晩餐が始まった。
馬鹿でかいテーブルの差し向かいに座って、二人とも一言も口を利かない。
会話をするには距離がありすぎたし、話題も何もなかった。
魔獣もサンジも、ただ黙々と飯を咀嚼する。
料理は豪華だが味気なかった。
味気ないというより、まるっきり味がなかった。
まるで紙でも食べているかのような、味気なさ。
見た目だけは美しく豪華に盛り付けてある、料理。
こんな料理食いやがって、とサンジはそれも腹立たしい。
「んで? ゾロ。」
ひとしきり食事が済んだあと、サンジの方から口を開いた。
「何のために俺は連れてこられた?」
とことん、小馬鹿にしたような態度は崩さない。
「わざわざジジィじゃなくて、俺をご所望だ。なんか目的があんだろ?」
ふーっとタバコの煙を、魔獣に向って吐きかける。
距離がありすぎて、煙は届かなかったが。
魔獣は、無表情のまま言った。
「………娘。お前、俺の嫁になれ。」
「…あ?」
「望む限りの贅沢をさせてやる。ドレスでも宝石でも好きなだけ与えてやる。だから俺の嫁になれ。」
「お断りだ。」
サンジは即座に言い返した。
てめェはゾロじゃねぇ。
ゾロはこんなこと言わねぇ。
だけど。
だけどたまらなかった。
姿は変わっているとはいえ、ゾロが。
ゾロと同じ目、同じ声が。
嫁になれ等と言う。サンジに。
「何故だ? 俺がこんな姿だからか。」
その瞬間、サンジはキレた。
「関係あるか、んなこと! いいか? このクソミドリ。耳ン穴かっぽじって良く聞け。俺とてめェは初対面だ。そうだな? どこの世界に初対面で、しかも色気もクソもねぇプロポーズする奴がいるよ! 何のつもりかは知らねぇが、てめェが俺に惚れてプロポーズしたわけじゃねぇ事ぐらい、わかんだよ、バカマリモ! 口説くんなら、もー少しマトモな言葉で口説きやがれ! このハゲ!」
一気にまくし立てると、魔獣が目を丸くするのが分かった。
サンジの、とても“娘”にはあるまじき乱暴な口調に、唖然としたらしい。
しばらく押し黙っていたが、ようやく口を開くと、
「…………俺はハゲじゃねぇ。」
と、それだけを言った。
◇ ◇ ◇
この城の中ならどの部屋に入ってもいいし、好きな事をして構わない。
だが、城門から外に出ることだけは許さん。
それ以外ならお前は自由だ。
魔獣がそう言って去ったあと、サンジは憮然としていた。
なんだそりゃ。
それのどこが「自由」なんだよ。
そりゃ、「軟禁」っつうんじゃねぇか。
欲しいものがあったらチョッパーに言うといい。と言った魔獣と入れ替わるようにして、チョッパーが食堂に入ってきた。
サンジが来た時のままのエプロンドレスなのを見て、
「部屋にあったドレスは気にいらなかったか?」
と見上げてくる。
「ああ、…いや、そういうわけじゃねぇんだけど。」
曇りのないつぶらな瞳で見上げられ、サンジはちょっと答えに困った。
与えられたドレスをおとなしく着るなどという、まるで愛人か娼婦にでもなったかのような扱いに我慢がならなかったのだ、と、この純真な瞳に言ってもいいものかどうか。
「…なぁ、チョッパー。今日の食事はお前が作ったのか?」
だから、わざと話題を変えた。
「違う。料理はキッチンが勝手に作る。」
「…キッチンが?」
夢の世界だもんな、不思議キッチンってやつか。と、サンジは納得した。
キッチンが機械的に作り上げてるだけなのだとしたら、あの味気なさもわかる。
「あのさあ…。料理、俺に作らさしてくんない?」
「え?」
「…だめか?」
サンジの申し出に、チョッパーは、その瞳をくるんとさせた。
「んー。」
困ってるような顔をするので、「ああ、いや、ダメならいいんだ。」とサンジが慌てて言うと、「ううん。ダメって訳じゃないんだけど。」とチョッパーが言った。
「キッチンはわりと気難しくてね。人間を選り好みするんだ。お前、えーっと…」
「サンジだ。」
「サンジを受け入れてくれるかどうか…。」
なるほど。
不思議キッチンともなると、キッチンの方で人を選ぶらしい。
つまり料理をしたければ、キッチンに気に入られなければならないわけか。
「じゃあとりあえず…、見るだけでも見せてくれねぇか?」
◇ ◇ ◇
キッチンは晩餐の間のすぐ奥だった。
中にはドアが三つついていて、それぞれ、朝食の間、昼食の間、晩餐の間に繋がっているのだという。
入るなり、サンジは目を見張る。
「すっげ…。」
感嘆のため息を漏らす。
「総大理石じゃねェか。あァ…、こりゃいいキッチンだ。使い勝手もいいし、カウンターの高さも申し分ない。シンクも広い。オーブンもデケェな。こんだけでかきゃ、ピザでもパンでもなんでも焼ける。あァ鍋の種類も多いし、全部綺麗に手入れされてる。おっ、調味料も細かく揃ってるじゃねぇか。すげぇ。あァいいキッチンだ、こりゃいい。あー俺このキッチンで料理してみてェ。でも、気難し屋さんなんだろ。困ったな。どうすりゃいいのかな…。」
大理石のキッチンに頬をすりすりしながら、うっとりとサンジが呟いていると、突然チョッパーが、
「…大丈夫みたい。」
と言った。
「え?」
「キッチン、すごく喜んでるよ。誉めてくれて嬉しいって。サンジならここで料理してもいいって。」
「マジか!?」
もうサンジは、飛び上がらんばかりに狂喜する。
「あああああ、ありがとう、キッチンさん…♪」
と、頬擦りしていたところにキスをすると、何故かチョッパーが赤くなった。
◇ ◇ ◇
翌日、朝食の間に足を踏み入れた魔獣は、かつてない朝食の賑わいに目を丸くした。
「おう。おはよう。なにつっ立ってんだ。早く座れ。」
新しいエプロンをつけたサンジが、おたま片手にそう言う。
その後ろを、これまた白いエプロンをつけたチョッパーが、重そうにお盆を持ってくる。
焼きたてのパン、ふんわりのオムレツ、カリカリベーコン、ほかほかのソーセージ、いいにおいのスープ、温野菜のサラダ。
どれも、この城ではあまりお目にかからないメニュー。
「娘…。何をしている。」
「見りゃわかんだろう。飯のしたくだ。」
サンジが答えると、魔獣は不機嫌そうに眉根を寄せた。
「何故お前がこんな事をしている。飯の支度など、キッチンにさせればいいだろう。お前が下働きのようなまねなど…。」
そう、魔獣が言葉を紡いだ途端だった。
ひゅっと風を切る音がして、魔獣の顔面に、サンジの靴の裏が突きつけられた。
「飯の支度をバカにするんじゃねぇ。てめェのでかい図体を作ってくれてんのは毎日の飯だろうが。飯は生活の基本だ。てめェは、俺にこの城から出なきゃ何してもいいっつったろうが。黙って席につけ。」
にやりと笑ってそう言うと、何故か魔獣は慌てだした。
「お、おまえ…っ! 若い娘がみだりに人前で足など晒すな!」
見れば、スカートで足を振り上げたため、裾がめくれ、すね毛どころか太股まで露になっていた。
2004/07/02
たぶん…次回こそエロになる・・・ハズ・・・