about "ロマンシングサガ"
◆ フリーシナリオシステム
- ロマンシングサガの最大の特徴であり、他のRPGと大きく一線を画するのが、この「フリーシナリオシステム」です。
プレイヤーは独自の判断で物語を進行させていきます。
目の前のイベントを無視してもいいし、誰も仲間にせず一人旅も出来ます。
極端な事をいうと、一切イベントをやらず、バトルを繰り返しているだけでも、ちゃんとラスボス戦ができたりするわけです。
◆ 経験値がない
- ロマンシングサガには、いわゆる経験値がありません。
だから、「グレイはレベル20になった!」とかいう事もありません。
バトルで勝利すると、ランダムで防御や腕力などのステータスのレベルや、装備している武器のレベルがそれぞれ上がっていきます。
「愛がアップ!」したり「魅力がアップ!」したりするとなんとなく嬉しいです。
◆ セリフが過激
- ロマンシングサガでは、プレイヤーは、8人のキャラクターの中から一人を、主人公として選択する事が出来ます。
8人のキャラクターは、それぞれがそれぞれの生い立ち、性別、種族、性格、運命を持っていて、言葉づかいもそれぞれ違います。
なのに・・・なのに・・・
共通部分などで、時々やたらと過激な事を口走り、そのギャップにくらくら眩暈がします。
例えば、このサイトでもおなじみ、森の番人クローディアさん。
彼女は世間知らずでちょい人見知りさんなので、
自己紹介するときも、「・・クローディア・・ です」と控えめ。
なのに、パブでマスターに「仲間から外したい人がいるんじゃないの?
言いにくければ私が言ってあげますよ」とわざわざ言ってもらってるのに、「大きなお世話だ!」と、男らしく一喝し、シフに「この辺りには信頼して力を貸せる骨のある戦士はいないみたいだねー」と言われると、「てめえが強すぎるんだよ、大女め!」とケンカを売り、キャプテンホークが「今じゃ船もなくして、丘に上がったカッパみたいなもんさ!」と嘆いていると、「カッパか、はっ!」と一刀両断にします。
・・・・・・・・・・・・・いいのか、それで。
◆ ザコ敵強すぎ/ボス敵弱すぎ
- ロマンシングサガは、戦闘回数に応じて、ザコ敵のHPが変わります。
つまり、同じ敵でも、ゲーム初盤と終盤ではHPが大きく異なるわけです。
ところが、ダンジョンやイベントに用意されている小ボス・中ボスは、HPが固定されています。
これがどういう事かというと、例えば、ゲーム初盤にクリアすると想定されていると思われる、難易度の低いイベントを、中盤以降にやったりすると、結構強いザコ敵をかき分けかき分け、ボスにたどり着くと、一撃で倒せちゃったりなんかして拍子抜け、なんてことになったりするわけです。
◆ 敵多すぎ
- ロマンシングサガは、遭遇する敵が見えるようになっています。
ダンジョンに入ると、その敵の多さにうんざりします。
今バトルしている敵の後ろに他の敵がずらーっと行列を作り、順番待ちをしているほどです。
フレイムタイラントのいるところなんか、進め方次第では、ザコ敵と戦闘をしなくてもいいようになっているのですが、キャラクターに近づくように動くザコ敵の設定は変わらないので、うじゃうじゃと周りを取り囲まれ、身動きできなくなってリセットするしかなくなります。変なところでセーブしていると完全に逃げ場がなくなって詰みます。鬱陶しい事この上ないです。
◆ 技の名前が変
- イラストではっきり描かれてるせいか、初期装備も弓なせいか、クローディアに弓を持たせて後衛に置くプレイヤーって多いんじゃないかと思いますがどうでしょう。
ヴェルニーの弓の奥技、「皆死ね矢」。
クリティカルが出るし、使いやすくていいんですが、「ロマサガ大事典」によれば、「“みなしねやぁぁぁ!”のかけ声と共に射る」とあります。
く・・・クローディアが????
◆ 金が持ちきれない
- ロマンシングサガでは、お金は9999金以上持てない事になっているので、ダンジョンに入る前は、何かアイテムを売って金をジュエルに替え、所持金は出来るだけゼロに近くしておかなければなりません。
更に、ロマンシングサガでは、宝箱には金が入ってる率が非常に高いです。
ところで、私は、RPGプレイ時のマイルールとして、「ダンジョンの敵は全て倒す」を信条としています。
・・・未だに全ての宝箱を開けきった事がありません。(−−;
(ダンジョンの途中で所持金は限界になるんです)
◆ バグ多すぎ
- グレイさん、二人になります。
クローディアさんも二人になります。
シフさんは無限に増殖します。
グレイさんはルドルフの息子になったりオカマになったりします。
まだまだいっぱいありますが、書ききれないです。
それでも大好き♪ ロマンシングサガ。
不思議。